週末の”べに花=末摘花”で源氏物語を思い出しましたので今日は歴代光源氏役の役者を振り返ってみたいと思います。まずは1981年にTBSで放送されたた源氏物語の光源氏は沢田研二でした。奥にいるのはおそらく火野正平かな?当時は随分と若いですね、今は自転車で日本全国駆け巡ってますが(笑)。なお脚本は向田邦子さんでした。

ジュリーはさすがにカッコイイですね。このドラマでは桐壺の更衣(実の母親)と母の生き写しの藤壺(義母で密通相手)の二人を八千草薫が一人で演じていたようです。

次は1991年のTBSのドラマ源氏物語(上の巻・下の巻)で光源氏を演じた東山紀之と片岡孝夫です。東山は青年時代を演じています。やはり光源氏役はカッコ良くないと物語になりません。

こちらは壮年期を演じた片岡孝夫です。脚本は橋田寿賀子さんです。それにしてもTBSは源氏物語がお好きですね。(笑)

ここからは映画作品です。2001年の”千年の恋 ひかる源氏物語”(東映)で光源氏役は天海祐希です。紫式部による源氏物語の執筆からちょうど千年という節目にちなんでのタイトル名となったようです。

この映画の監督は堀川とんこう、脚本は早坂暁です。主人公は吉永小百合(紫式部役)で東映創立50周年記念作品として放映されました。天海祐希の光源氏は存在感抜群ですがちょっと怖い?(笑)

最後は2011年の映画作品で"源氏物語 千年の謎"(東宝)で光源氏を演じたのが生田斗真です。彼は昨年の大河ドラマ"鎌倉殿の13人”では源仲章役でしたね、不思議と源氏に絡みます。

この映画の監督は鶴橋康夫、脚本は川崎いずみです。ストーリーは平安時代の紫式部の物語と彼女が書いた光源氏の物語が同時進行して交錯する展開となっているようです。

最後に自分が推す光源氏役をご紹介します。それは後藤久美子です。1991年の大河ドラマ”太平記”では北畠顕家役で出演していましたが若い貴公子にまさにはまり役でした。

当時の後藤久美子は17才ですから光源氏のチャラい部分を演じきれるかは少し疑問ですが天海祐希とはまた違った雰囲気の光源氏になったと思います。

と言うわけで今回は光源氏役を演じた役者たちと自分が勝手に推す(笑)後藤久美子のご紹介でした。おしまい。