昨日散歩中にカンナの花を見つけました。原産はアジアやアメリカの熱帯地域で高温多湿に強く、開花時期は6月~10月と夏の期間ずっと咲き続ける息の長い花です。またカンナという名前は外来語"Canna"の読みをそのままカタカナ表記したようです。団地内で発見したカンナも色鮮やかでいかにも熱帯出身という出で立ちでした。

そこで思い出したのが松任谷由実の”カンナ8号線”です。カンナは歌詞の2番冒頭で出てきます。

①チェックのシャツが風に膨らむ後ろ姿を 波をバックに焼きつけたかった瞼の奥に
それは儚い日光写真 切ないかげろう 胸のアルバム閉じる日が来るの 怖かったずっと
雲の影があなたを横切り~想い出にひかれて ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない

②カンナの花が燃えてゆれてた 中央分離帯 どこへ行こうか待ちどおしかった日曜日
いつか誘って昔のように 笑い転げたい 恨まないのも可愛くないでしょうだから気にせずに

ドアを開けて波を聞こうよ~想い出にひかれてああ ここまで来たけれども

あのころの二人はもうどこにもいない

これは切ない失恋ソングですね。”8号線”とは都内の環状8号線と国道8号線(北国街道)という2つの説がありますが自分にとっては会社の独身寮に近かった環状8号線の説に一票です(笑)。というわけで本日は”カンナ”にまつわるお話でした。おしまい。