先週末のルマン24時間で今年の3大自働車レースが全て終了しました。というわけで本日は今年のレースを振り返ってみたいと思います。まずは80回目を迎えたF1モナコGPですが今年は終盤に雨が降ってきてタイヤ交換の対応で急にピットが慌ただしくなりましたがポールポジションからスタートしたベルギー出身のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝しました。
モナコGPでは小高い丘の上にホテル、海沿いにはヨット、コース沿いには観客席が並びその間をマシーンが走り抜けていきます。
表彰台で前列左から2人目が2位のアロンソ(アストンマーチン)、トロフィーを掲げているのが優勝のフェルスタッペン(レッドブル)、一人おいて3位のオコン(プジョー)です。
次に今年で107回目を迎えたインディ500ですがこちらは序盤は事故もなく平穏無事に進みましたが終盤には接触事故が多発して最後は一周によるスプリントレースで決着がつきました。優勝はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)です。佐藤琢磨選手は健闘しましたが7位に終わりました。
最後に先週末に行われたルマン24時間レースです。今年で100回目を迎えた記念大会では最高峰のハイパーカークラスにフェラーリやポルシェさらにキャデラックなどが復帰して多彩な顔ぶれとなりました。そんな中で優勝争いは予選ポールのフェラーリと5連覇中のトヨタの一騎打ちの様相になりました。最終的には何と50年ぶりに復帰したフェラーリが優勝、トヨタは惜しくも2位、3位はキャデラックでした。
レース終盤までデッドヒートを展開した優勝車フェラーリ51号車と2位トヨタ8号車です。24時間走って1分20秒程の僅差での優勝でしたが復帰していきなりですからフェラーリの地元イタリアは大騒ぎでしょうね、きっと。
表彰台の上で健闘を称え合うトヨタ8号車とフェラーリ51号車のドライバー達の様子です。トヨタは惜しくも6連覇とはなりませんでした。
というわけで本日は日本国内であまり報道されない(笑)今年の世界3大自動車レースの結果でした。おしまい。