いよいよ明日からは梅雨の季節に突入ですね、関東地方には未だ梅雨入り宣言は出ていませんが時間の問題ですから覚悟だけはしておきます。さて今月の音楽投稿を振り返ってみますと全てギターがらみでしたので今回も自分の好きなギターリストで5月を締めたいと思います。まず最初はパット・メセニーの”James”です。この曲を収めたアルバム”Offramp"(1982年)は1983年にグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を獲得しています。この曲にはどこか牧歌的な雰囲気があり、車で郊外に出かける時にはBGMとしてよく聞いています。

次はオランダ出身のギターリストでジェシ・ヴァン・ルーラーです。彼は1995年にセロニアス・モンク国際ジャズ・コンペティションで優勝しました。"I'll Be Seeing You"は自身初のリーダーアルバム、”European Quintet"(1996年)に収められています。ジャズの伝統的な手法を継承しながらも新しい感覚を織り込んだ素晴らしい演奏です。

ここからは日本人ギターリストに移ります。まず最初はどこのセッションにも引っ張りだこの井上銘です。これはロンドンでのライブ映像ですが曲は今年1月に他界したジェフ・ベックの”Scattterbrain"です。ここは客席が360度全方向に配置されている珍しいライブハウスですね。

最後は小沼ようすけの登場です。若手とばかり思っていましたが彼はもうデビュー20周年になるんですね、映像はブルーノート東京でのライブ映像ですがストリングスも加えて彼独特の雰囲気を作り出しています。

というわけで5月の音楽投稿は全てギターで締めました。おしまい。