今日は最近知った女性ジャズギターリスト、浅利史花(ふみか)のご紹介です。先週末にNHKFMのジャズ番組で彼女が最近リリースしたアルバムの曲を初めて聞きました。女性のギターリストと言えばクラシック系では村治佳織がいますがジャズギターリストと言うのは自分の記憶にはありません。その彼女の演奏ですがオーソドックスなスタイルでコンボとしての演奏もジャズの王道を歩んでいる印象です。このアルバムのメンバーは浅利史花(G)、壷阪健登(P)、三嶋大輝(Bs)、山崎隼(Ds)、ゲスト:片山士駿(Fl)、曽我部泰紀(Ts)です。それではさっそく何曲が聞いていきましょう。まずはアルバムのタイトル曲、”Thanks For Emily"です。エミリーとは伝説のジャズギターリストのエミリー・レムラーとの事です。ギターの浅利はもちろん、ピアノの壺阪も泣かせるフレーズを繰り出しています。

次はテナーサックスの曽我部が参加している”Go To Bed"です。サックスが入ると何やら映画"BLUE GIANT"を彷彿とさせるような演奏になりますね。

次はバラードとして有名な"Polkadots And Moonbeams"です。バラードって素人には間が上手く埋まらず難しいのですがさすがプロの皆さん当たり前ですが全く問題なくこなしています。

最後はフルートの片山が参加した"Samba De Ameijoa"です。”Ameijoa”とは貝のアサリのことのようなのでこれは"アサリのサンバ"です(笑)。自分の苗字=浅利とかけたんでしょうか。

いかがでしたか?今日は新進気鋭のギターリスト、浅利史花のご紹介でした。おしまい。