昨日の深夜にNHKのBSで懐かしい”イージーライダー”(1969年)が放映され、今日さっそく午前中にその録画を観ました。この映画を観るのは多分40年ぶり(笑)ぐらいですが映画というのは年を重ねる度に感じるものが違ってきます。まず若い頃は普通に受け入れていた映画の中の挿入曲がこんなにも多かったのかと感じました。バイクに乗って走るシーンではほとんど何かの曲が流れています。あとこの頃アメリカではマリファナが流行っていた時期でかなり幻想的というか妄想に近いシーンも度々登場しますが今見ると何やこれ?といった感じです。この映画は割りと短くて1時間半ほどですが有名な最後のシーンは余りにもあっけなくてこれで終わり?という印象は若い頃と同じでした。
この映画ではバイクで走行しているシーンの殆どに挿入歌が流れるので大げさに言えばかなり”ミュージカル映画”に近いです。
映画の中で思い出したシーンはジャック・ニコルソン(酔っ払いの弁護士役)がウィスキーを飲み始めた場面です。”ニックニックニック”とか言いながら肘で横っ腹を叩いていますがその動きに思わず吹き出してしまいました。
未だに謎な最後のシーンです。こうする他なかったのか、皆さんはどうお感じになりますか?
おしまい。