昨日の日経新聞に注目する記事がありましたので今日はそのご紹介です。自分は外国為替市場に関わっていたのでどうしてもこの類いの記事が気になってしまいます。さて迫られている原因ですがやはり昨年来の円安・ドル高にあり、為替の影響を日本ほど受けなかったドイツやインドが背後からヒタヒタと迫ってきたようです。20年前には日本の名目GDPはドイツの二倍近くありましたがその後は日本経済が長期低迷する一方、ドイツはユーロ導入による輸出型経済が復調、インドは最近の急激な成長率(直近は6%台)で肉薄してきました。
現在の世界経済はまさに米・中の二強時代となり、いずれ中国がアメリカを抜くとの見方が大勢でしたが・・・
公益社団法人、日本経済研究センターの調査によると最近までは米中の逆転を2030年前後としていましたが直近の予測では習近平体制長期化の弊害、米・中分断の悪影響などで米国を超えるのは困難との見方が台頭しています。
20年前との比較では中国とインドの台頭が著しいです。日本とドイツは何とかトップ5にいますがドイツ以外のヨーロッパ諸国は何処かへ消えてしまいました。(笑)
おしまい。