天才肌の人はたいてい自分自身にしか興味が無く、新人を育てたりバンドに登用するなどということは少ないのですが今日ご紹介する本田雅人(サックス奏者)は自分の率いるビッグバンドに新人を積極的に登用しています。アップした映像は昨年のブルーノートでの演奏ですがこの中で渡邉瑠菜(サックス)や春木香菜絵(トロンボーン)、さらに川口千里(ドラム)あるいは北川翔也(ギター)など多くの若手を登用しています。彼ら新人にとってもベテラン勢にとっても貴重な体験となるのでこの場を提供している本田は偉いと思います。ピアノやベース、管楽器のソロなどはさすがにベテランに任せていますがそれにしてもこの演奏、ライブならではの迫力で素晴らしいです。演奏曲は彼のオリジナルで”Seven”です。

こちらもブルーノートでのライブですが彼としては珍しいボサノヴァ調の曲で”春うらら”です。どこかほんわりとした感じがいいですね。ここでは以前コンボを組んだメンバーでの演奏です。

おしまい。

 

第30回では若い頃の本田を取り上げておりますので見てみてください。