自分が子供の頃にはタイトルに記載したNHKのテレビ番組があり、曲の一部分を聞いて曲名を当てるクイズ形式の番組でした。ただ今日はその番組内容ではなく音楽の”~~調”について普段から感じていることを述べてみたいと思います。まあぎっくり腰にならなければこの類いの話をアップすることは無かったと思いますが人生何が起きるか分かりません(笑)。
さて学校で習う音楽の授業では”~~調”はラ(A)の音から順にいろは歌の文字=イ-ロ-ハ-ニ-ホ-ヘ-トをはめ込み、さらにその合間で半音上がる場合(♯)は”嬰”、半音下がる場合(♭)は”変”を付けます。一方でジャズやロックあるいはポップスなどではラ(A)の音からA-B-C-D-E-F-G,その合間は♯と♭を加えて表記します。これは暦ではありませんが何とかして統一できないものかといつも感じています。
所詮呼び方の問題と言ってしまえばそれまでですがこれを頭の中で変換するのが大変で自分にとってはそのことがクラシックに対するハードルを高く感じてしまう要因になっています。例えばチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番は”変ロ短調”(フラット列の上から5番目)ですがこれを”B♭m”と記載さえしてくれればぐっと親近感がわいてくるのになあ~と。
同じ”B♭”関連で言うならば長短は異なりますがジャズでは山ほどあります。それは曲のメロディラインを管楽器で演奏することが多いので自然と♭系のキーになるからです。例えばチャーリー・パーカーのチェロキーは”B♭”です。
セッションで人気の曲、There Is No Geater Loveも”B♭”です。久々に聞いてみたらキャノンボールのソロはやはりカッコイイです。
というわけで今回は何だか自分勝手な愚痴に終わってしまいました。(笑)