今週は以前に放映されたNHKのテレビ番組テーマ曲で記憶に残る曲を紹介します。皆さんそれぞれに好きな番組やテーマ曲をお持ちだと思いますので一度振り返ってみてはいかがでしょうか?それでは最初は”新日本紀行”(作曲=冨田勲)のオープニングです。曲はホルンで始まるのですがその後は拍子木が効果的に使われており、このあたりの和洋折衷が上手いですね。いつも感心していたのは紀行で紹介するどの場所、どの風景にもよくマッチするメロディで自分にとっては忘れられない曲です。

次には朝の連ドラ、”ほんまもん”のテーマ曲で”君を信じて”(作曲=千住明)です。千住はテーマ曲に加えてこのドラマ挿入歌も手掛けておりドラマの展開はともかく(笑)、背後で流れているBGMを楽しんでいました。

もう一つ朝の連ドラで忘れられないのは”あすか”のテーマ曲で”風笛”(作曲=大島ミチル)です。メロディをオーボエ(奏者=宮本文昭)で演奏するのがとてもユニークで印象的でした。ヒロインの竹内結子さん(当時20才)はその後残念な事になり、今もう一度聞き直すとどこか彼女の鎮魂歌のようにも聞こえてきます。

最後は”その時歴史が動いた”のエンディングのテーマ曲(作曲=谷川賢作)です。この番組はずっと松平アナが担当し、エンディングでは歴史が動いた後のその人の生き様や社会に与えた影響などを読み上げて終了するというドラマチックな演出が光っていました。

おしまい。