最近デビュー50周年記念CDを発売して絶好調のユーミンですがCDのタイトル名が”ユーミン万歳!”ってすごいですね。そこで今週は自分にとって記憶に残る彼女の曲をいくつかアップしたいと思います。初めてユーミンの曲を聞いたのは学生時代に友人S君の下宿で”この曲、面白いから聞いてみろ”と言われて聞いたのがチャイニーズ・スープでした。その中で別れた男たちを豆に例えて”煮込んでしまえば形も無くなるもうすぐ出来上がり”という歌詞とメロディがすごく印象に残ったのを今でも鮮明に覚えています。皆さんにもきっと自分にとってのユーミンがいると思いますがいかがでしょうか?それではさっそく聞いてみてください。
あの頃のわたしには戻れないことはわかっているんだけど・・・それでもという気持ちはわかります。そして最後は”少しだけにじんだアドレス~扉にはさんで帰るわ~あの日に~”と歌を締めくくっています。
恋の駆け引きを例えるのに”次の夜から欠ける満月より14番目の月がいちばん好き”なんて普通考えますか?やはり思考回路が凡人とは違うようです。
”あなたはときどき遠くでしかって”という語句はなかなか思い浮かびませんよね。さらに”あの頃の生き方をあなたは忘れないで”と泣かせてくれます。
辛いことや忘れたいことがあるたびにこの歌詞で救われました。それにしてもどうやったらこのような歌詞が浮かぶのでしょうか?不思議です。
独身時代は世田谷の寮からほど近い環状8号線をドライブしながら車の中で良く聞いてました。この歌は北陸地方の国道8号線だという人もいますが自分にとっては絶対カンパチです!
横浜の友達Mさんはドルフィンに行ってみたけど”ソーダ水の中を貨物船は通らない”と言っていました(笑)が、ユーミンは想像の中の景色を歌詞に変える特殊な才能があるように思います。
おしまい。