今週は現代のジャズ界において独特な存在感を放つ作曲家で編曲家、かつ指揮者の挟間美帆を紹介します。出身は国立音楽大学なので先輩ミュージシャンとしてはピアノの山下洋輔やサックスの本田雅人がいますが彼女の場合は学生時代から作曲、編曲のコースを学んだようです。実際に楽曲を聞いてみるともうジャズのジャンルを超えて現代音楽の領域に近いのではないかという印象です。2019年からはデンマーク・ラジオ・ビッグバンド(DR Big Band)の首席指揮者に就任し、現在に至っています。それではさっそく幾つか映像をアップしますので聞いてみてください。最初は昨年ブルーノートで行われたライブのダイジェスト版です。

次に今年8月に行われた演奏で"Barefoot In The Club"という曲ですが途中までは”イパネマの娘”とコード進行が同じでボサノバ風に仕上がってます。

首席指揮者就任で訪れたコペンハーゲン国際空港でのサプライズです。サプライズの割にはバンド側で用意周到に準備していたようですね。(笑)

最後はNHKのニュース番組で取り上げられた時の映像です。海外生活が長いせいか日本語のイントネーションがちょっと変に聞こえますが自分だけでしょか?

おしまい。