最近はまさに梅雨のど真ん中で一日中降ったり止んだり。ウォーキングもなかなか出来ず仕舞いなので今日は紫陽花についての備忘録。早朝のラジオを聴いていたら紫陽花の花に見えるのは実は花ではなく、それを支える萼(がく)と呼ばれる部分であることが判明。紫陽花の花は萼の真ん中にある小さな部分だということらしい。本来花を支えている土台の部分が進化して実際の花より目立つようになった為、この部分は別名”装飾花”とも呼ばれている。もともと花が小さいので萼の部分を大きくして何とか目立つようにし、受粉を促す昆虫をより多く呼び込む戦略ということだった。確か以前にはツツジも受粉しやすいように花びらに工夫を凝らしているとの話を聞いたことがあるのでこうしてみると植物は実のところ動物よりもずっとしたたかな生き物だということが判る。さて今日のスナップショットはその紫陽花のアップ画面。どうみても萼が花びらに見えるのは紫陽花の努力の賜物といったところか。

 

 

おしまい。