昨日から降り続いた雨は幸い積雪とはならなかったが天気の回復は明日になるので今日は一日じっくり本を読んで過ごそうと思う。さて今日の一枚は今読んでいるチャーチルの生涯を紹介した本。内容は誕生から第一次大戦までの内容だがこの時期のチャーチルについては知らなかったのでなかなか面白い。ボーア戦争に従軍記者として参加し、活動中に捕虜となるが脱走を試み、数々の幸運が重なって無事帰還。この一部始終を執筆することで名声を得て政治家になったようだ。第一次大戦時には海軍大臣として積極的に参戦を促した。そんな中で一貫した行動原理は”大英帝国の既得権益をいかに守るか”に尽きる。この姿勢は第二次大戦においても変わっていない。

おしまい。