昨日NHKの”美の壺・スペシャルTOKYO1964”という番組を見た。その中で開会を告げるファンファーレについての内容が面白かったので備忘録としてアップする。まずこのファンファーレは公募の中から選ばれたらしい。見事入選したのは当時の諏訪交響楽団の指揮者でその方曰く、どこか日本を感じさせる旋律にしたくて参考にしたのが琴の調律方法で”楽調子”という音階だと説明していた。

 

 

琴は全部で13弦あり”楽調子”の場合は1弦から順番にD、G、A、C、D、E、G、A、C、D、E、G、Aと調律するらしい。

これはペンタトニックそのもの(!)で日本ではヨナ抜き音階と呼ばれている。洋の東西を問わず旋律のつながりにはどこか共通部分があるのだろうか?と思った次第。