今日はジャズの備忘録。たまたまラジオでスティービーワンダーの名曲、"Isn't she lovely"を聞いていたらサビの部分が何となくサブドミナントマイナーっぽい進行だったので調べてみたらちょっと細工をしたサブドミナントマイナーだった。

曲のキーはEでサビの部分の進行はA▵7/G#7/C#m7/F#7。通常のサブドミナントマイナーならば二小節目はAmだが半音下のG#なので一瞬何で?と思ったが結局は代理コードの裏コード(ああややこし!)だと判明。

このケース、Amの代理コードで一般的なものはC7あるいはC▵7、またはD7だが結局このうちのD7の裏のG#7を使っているのだと思う。その結果最初の1,2小節目が半音以降することになり、そこから3小節目のC#m7に向かうドミナント7thとなる。私の知る限りジャズではあまり見かけない進行だがポップスやロックではよくある話なのかな?