久しぶりの雨でウォーキングは中止。というわけで今日は昼から楽器の練習でディミニッシュを使っていろいろ試してみるうちに新たな発見をしたのでその備忘録。自分では”新たな発見”としているがこの程度のことは詳しい方なら当然お分かりだと思うので笑っていただければと思う。
さてディミニッシュについてよく解説によく出てくるのがパッシングディミニッシュのⅥ7=Ⅰ♯dimだ。
キーがCであればA7=C#dim(=Edim,Gdim,B♭dim)となる。
これに加えてⅠ7=Ⅰ#dimも有りかと感じた。なぜならばドミナントにおいてはルートの変りに♭9とすれば全く問題なく聞こえる。実際にⅥ7とⅠ7において共に同じフレーズ(Ⅰ♯dimのアルペジオ)を吹いてみたら不自然さはなかった。したがって少し乱暴かもしれないがドミナントにおいては
Ⅵ7=Ⅰ7=Ⅰ♯dimが成り立つのではないか・・・・これがこの度の新発見なのだ!
あえて理屈を言えばⅥ7はⅡm、Ⅰ7はⅣに各々解決するのだがそもそもⅡmとⅣは代理コードなのでそのドミナントも代理に成り得るという建付けだ。
理論に詳しいお方、もし間違っていたらご指摘いただけると幸いです。
本日(4/23)読み直して気がついたのだがⅥ7=Ⅶ♭dimでもあるのでⅥをトニックと考えれば半音↑のⅦ♭dimディミニッシュは当然代理となりうる。つまりⅠ7=Ⅰ#dimは新発見でも何でもないことが判明した。ディミニッシュを考える場合は常に他の3つを転回系として考えなくてはならないことが判った次第。トホホ・・・・