職場の仲間に教えてもらい、幸手市の権現堂桜堤へ行ってきた。
ここは桜と同時に菜の花も見られるスポットとして有名らしい。白と黄色が青空に映える。
街路樹の桜と違い下の枝を切っていないので桜の花びらを目の前で見ることができる。
天候に恵まれたとはいえ、今日は月初かつ年度初めだ。にもかかわらず信じられないほどの人出。
訪れている人々の多くは春休み中の子供、お父さん抜きの親子、それと自分も属する年金生活者世代だ。
平日にこれほど賑わうことは労働者人口減を意味するので逆に少し不安になってしまう。
散歩しているとふとユーミンの”１４番目の月”という歌を思い出した。これは次の夜から欠ける満月より（一歩手前の）14番目の月が好きだという内容（還暦世代ともなると何ともたわいのない話ではある）なのだが今日の桜の状態はまさに14番目の月ならぬ満開直前状態。満開を過ぎれば後は散るのを残念がるばかりでさみしさがつきまとう。
おしまい。