昨日久しぶりに友人夫妻とランチを食べた。今年の1月に奥様が脳出血で倒れ、1週間ほど意識不明の時期もあり、意識が戻った後も左半身まひ状態だった。しかしその後驚異的な回復を遂げて一緒に外出し食事が出来るまでになった。
実は友人が今年還暦を迎えることから”チャンチャンコを着て祝いの会でも”とメールをしたのが1月中旬。返信メールでこの禍を知った。おそらくその頃は一番大変な時期だったと思うが今から振り返ると何も知らず、随分能天気なメールを送ったものだ。
奥様はとても大病をしたとも思えないほどで以前と全く変わらないように思えたがこれまでの努力、友人の絶え間ない介護などの結果だろうと思う。それと会って感じたことはご本人がとても前向きな性格で”負けるもんか”と積極的に病気に立ち向かったことがよい方向に向かわせたのだと確信した。
自分にも病気が降りかかった場合には彼女の向き合い方を師として臨みたいと思う。それにしてもやはり人と会うと何かしら新しい発見があるものだ。営業で人と会うのが仕事だった頃は”もう勘弁してくれ”と思うこともあったが自由な身になると時々は友人と会って話しをすることが大事だなと思わせる今回のランチだった。