さて今日は日頃感じていることだが優れた演奏家が必ずしも作曲や編曲の才があるわけでもなく、逆に作曲家は演奏はいまいち。編曲家にいたっては明らかに演奏も作曲とも違う才という話。
よく言われるのはサックスのベニーゴルソンは演奏より作曲に才があり。演奏で超絶テクのオスカーピーターソンや
タルファーローの作曲した曲などはあまり知らない。日本でも小曽根真や本田雅人など演奏は一流だが作曲家としてはどうか?(小曽根は自身の番組で作曲の才のなさをしばしば自虐的に嘆いている。)
作曲家として有名なヘンリー・マンシーニやバート・バカラックが優れた演奏家であったかどうか、ドビッシーはどうだったのか?アントニオ・カルロス・ジョビンやセルジオ・メンデスは演奏家としてどうか?
編曲家のドン・セベスキーやギル・エバンスってはたして作曲したものがあるのだろうか?
やはりそれぞれに才の発揮場所が違うようだ。
スティービーワンダーやソニーロリンズ、あるいはクインシー・ジョーンズなどマルチな才能を持つアーティストもいるが明らかに少数派。
日本人はジャンル的には優れた演奏家が多いように思う。やはり手先の器用さなのか?このあたりは音楽に限らず日本社会全般にも言えると思う。
 
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