クリスマスイブに、教会で讃美歌や聖書の朗読を聞きながら、イエスの誕生日を祝った。2年ぶりの参加。私自身はクリスチャンではないが、知人の誘いで時々、参加している。聖書の朗読は分かりやすく(教え子が朗読に参加)、讃美歌も心に響く。やはり、親しみを感じるのは歌や分かりやすい聖書のためであろう。周りの人々は年配が多数だが、中年の世代もちらほら見える。クリスマスのミサは約30年前に、バチカンのミサに参加して、世界中の信者の厳粛な様子に圧倒された。私の妻は感激して涙を流していたのが印象的であった。今回はミサの後で茶話会があり、コーヒーやケーキを頂きながら懇談した。和やかな会話が素敵だった。若者の結婚式は教会の雰囲気でされるが、キリスト教の様式のみを取り入れているのは多神教を信仰する日本らしい。しかしながら、クリスマスが単なるイベントではなく、本来のイエスの誕生を祝うものに触れられるのは幸せである。来年は健康で迎えたい。