昨日、ここに書いた


泡滝ダムから大朝日縦走


晴れてはいたが台風の名残り


とにかく蒸し暑い


大鳥池から左の稜線を登って行く。


しばらくしたら

Oさんが調子悪いと言う。


むやみ矢鱈と汗をかいている。


皆で荷物を分け合い歩く、


そして水場との分岐で休憩


その時Tさんが淹れてくれた



一杯の熱い紅茶。



汗で体内がカラカラ


この熱い紅茶が体内にいきわたるのが分かった。


よし!


元気でた!


予定よりも遅くなったけど


薄暮の以東小屋に到着した。


以東岳から見える景色は雄大だ。


次回、来るなら


大鳥小屋から直接この小屋だね


なんて


でも誰かが記録に脚が攣りそうな急登って書いてたのよ。


だから躊躇した。


今回の周回コースの方が景色は断然いい。



翌朝、以東岳を越えて 


狐穴小屋でビールを仕入れ

トマトをご馳走になり


以東小屋建設の話を聞き


少し未練ながら竜門小屋に向かう


小屋の前に水、水


ビールを冷し


早速カンパイ


Oさん

ものを持ってきすぎ


でも皆に食べさせようと思ってね。

優しいけど大ベテラン



ココは夕日が綺麗


一時はどうしようかと思ったけど


来て良かった。



そして山での最終日


いよいよ大朝日目指して歩く、


山はデッカイぞ


お腹が気になるよ。


良かった頂上直下の小屋で


心置きなく山頂へ


ここでタクシー会社に電話


白い筋があるのが見えるだろ、それが飯豊だ


双耳峰は磐梯山


それぞれの特徴を聞きながら


しばし休憩


さあ、一踏ん張り


古寺鉱泉に向かって


アレレ


またまたOさんが

脚が攣るって


皆で荷物を分け合い


一人はザックも背負い


しばし直るのを待つ、


ゆっくりゆっくり歩き出す。


予定よりもかなり遅れてる。


谷間で休憩した時に電話する


ここでは電波は届かないという話だったけど


ドコモだけ通じた。


スミマセン!予定より遅れています。


あー

でも

もう出ちゃったから

歩いてきて


そして最後、気合を入れて歩き出す。


一人走るようにして

前に行ってくれた人と大差なくたどり着いた




でも調子悪いときはからみでも辛いよね。


私も2022

久しぶりに北アルプス


燕岳から蝶


コロナワクチン接種のせいかな


大きく深く息が吸えない。


初めての経験で、皆に迷惑をかけた。


歩きながら、なんで息が吸えないのかな。


病気かな、イロイロ思案しながら歩いた。




でも


あのときの一杯の熱い紅茶が


全身に沁み渡るカンジは


いまでもはっきりと思い出すことが出来る。



それまでそんなに

熱いお湯をじゅうようしして来なかった。


しかし、あの日から


心を助けてくれた熱い紅茶に感謝していきている。


そして

時々

その時紅茶を淹れてくれたTさんと感慨に耽るのだった。


本当にたった一杯で全身にしみわたったのよ。


勇気と元気が湧いてきたのよ


でも

そう感じたのは私だけでないと思う、


全員!爆笑ニコニコニヤリウインクおねがい