先日、富士山に笠雲がかかった、

と、気象ニュースが


每朝、チェックしてるけど

そのひ、私は気が付かなかった




笠雲といえば



かなり前ですが


中央アルプスの越百岳に登っていた時


朝、頂上から


南アルプス方面


3000峰、全ての頂上に笠雲が

かかっていた。


その向こうには富士山が


もちろん、富士山にも



それは

初めて見る光景だった。



その時は

笠雲出ると天気悪くなるよね


くらいの気持ちだった。


でもこんなに出てるから

相当、悪くなるよね



南駒ヶ岳、空木岳


空木の下の避難小屋泊



最後の日は木曾殿山荘の横を降りて車のところまで


くるりと周遊


私達は天気のいい間に帰ることが出来た。



その次の日か、

その次の日か


どちらか忘れたけど


悪天候による


韓国からみえた一団の

大量遭難が発生した。


雨風と低気温


大変な事態となりましたね。



あの檜尾小屋辺り


9月の連休に行った時


すでに手洗いの水が凍って

4-5cmの厚さになっていた経験もあります、



あの時

本当に笠雲って


あんなに沢山の笠雲って


天気の悪くなる前兆なんだと

改めて思った。




動物の話


柳沢峠から、

大菩薩嶺に登った時


比較的楽な道だと思うけど


足を痛めた人がいて


暗くなる寸前に降りてきた。



お昼過ぎから


鹿がキーン、キーンと

あちこちで鳴く


どうしたんだろうと、思っていた。


その時はツアーに便乗してて

麓の温泉に行った。


そこには

数頭の子連れの鹿が


怯えたように固まっていた。


なんでだろ?



温泉のTVが

中越地震の放送をしてる、


そうか


鹿は

地震を探知したんだ。


かなり早い時間から

何か異変を感じていたんですね。


だって地震の、起こる前ですよね。

鳴いてたの、昼過ぎですから



この時

初めてこの会社のツアーに参加した時、

同じ部屋だった人に出会って


その人は私の名前まで覚えていて


長岡の出身だと


大丈夫?


もう、家族皆、東京に出てるから。



その日から

その人と良くツアーに参加したり

自分で計画して出掛けたり


勉強したり


のんびりと言う事の出来ない人だったな、


やはり生き急いでいたのか。


後日、病気になって

あんなに早く

別れが来るとは思わなかった。