ブックオフで見つけたA3判の『座 噺家 星野小麿写真集』(日本芸術出版社1984)。
長年落語を聴いてますが、こんな写真集があるとは…

しかもわずか1000円。即買い求めました。
表紙が戦後はすでに化石だった柳橋というのが気にくわないが、中は圧巻。
まず円生師匠。


次は正蔵師匠。芯をついでいるのがいかにも…な『真景累が淵』(豊志賀)。

馬の助(『棒鱈』)。

馬生師匠は『二番煎じ』

馬生とくれば…
矢来町。
上は『あくび指南』。二枚目はワカラナイ…


最後は家元・立川談志。『ずっこけ』。

お辞儀の写真もいいが、「頭はいつも深々と」のキャプションは嬉しい。

ほかにも小さん・小南・小三治・扇橋・円歌…などのほか、音曲の枝雀やアダチ龍光、都家かつ江といった色物まで、1975年前後の寄席の景色がまるごと収められています。
しかも「東京噺家全系図」まで…
あっ、ひゅうこさんのためにもう一枚ね

『品川心中』です。
