GISTを摘出し退院、体力は無いけど

夫は運転は一切しないので

車の運転は好きな事と真夏の暑い中行って貰うのも気の毒で

退院3日目から食料買い出しのために運転してました。

 

その頃のクレアチニンは4

あと透析までどのくらいなのかは分からないけど

それまでは普通の生活が続けられたらと思ってました。

 

2020年4月

CREが6を越えついに目前かなと痛感

腎臓病と分かってから23年

今まで浮腫は一切なく利尿剤も服用した事は無かったが

初めて利尿剤が処方された。

6月にはCRE7近くになり主治医に

「シャントを作ってきて。ここはほんとに上手だから」

何故、ここで手術しないのだろうかと思ったけど

何故か聞けないような気がして了解の返事をした。

生体腎移植はどうなるのかと伺ったら

「これだけ輸血をしたら無理かなぁ…」

諦めました。

 

7月、〇〇沼血管クリニックに行く

エコーする技師も医師も難しい顔が続く

「右も左も使える血管は無いです。人工血管にしましょう」

そんな状況では「わかりました」としか言えない。

そして手術、数日後初めて見た人工血管は「何これ!」

痩せて細い腕なのだから仕方が無いと今は思うけど

太いミミズ状の人工血管が腕の表面にうねっていました。

半袖は着られない…

 

8月、9月と浮腫が(特に足)だんだん酷くなり

息苦しさも出始め10月の診察でついに

「透析しましょう」

ほんとなら、2年前の入院時に

そのまま透析になっても何の不思議も無かったけど

それから2年も持った事が凄い事です。

身体も辛かったけど、頑張った私の腎臓

抗うこと無く受け入れました。

10月29日入院し一回目の透析となりました。

エムラクリームもリカドインテープも無く

あまりの痛さにこれを週3回するのかと思うと

目の前が暗く感じた初透析でした。