フェリーニの「そして船は行く」で印象的に使われた曲。

この映画はフェリーニ好きの中ではあまり評価は高くありませんが、私は好きな映画です。

 

第1次大戦勃発前夜を舞台に、世紀の大ソプラノ歌手の遺骨を海に葬送するために出航。

機関室でのオペラ歌手の喉比べや盲目の皇女、美しい少女ドロテアなど船に乗り合わせた人々の姿を描く。

船上では、音楽家たちが厨房で演奏を興じ、夕闇がせまると、甲板で人々は月を楽しむ。その中でこの曲が流れる。
第一次大戦前夜の危なげな時代の空気と古き良き時代への郷愁が入り交じる。
 
 

 

 

 

 

 

クロード・ドビュッシー(Claude Debussy/1862年-1918年)の『ベルガマスク組曲』(Suite bergamasque)の中の第3曲。

この作品は「前奏曲(Prelude)」「メヌエット(Menuet)」「月の光(Clair de Lune) 」「パスピエ(Passepied) 」の4曲から構成されており、バロック舞踏組曲の形式で書かれています。
豊かないろどりと幻想的な美しさが共存しており、この作品のファンの人も多いと思います。

その中でも第3曲の「月の光」は特に有名で、コンサートで演奏されることもしばしばあります。

 

こちらは組曲全体が聴けます