美しい樹形の地蔵の大マツは、鈴鹿市の南玉垣町の住宅地に立っています。この大マツは、クロマツと表されていますが
純粋ではないようで、赤松の間種(アイグロマツ)といわれています。樹齢も伝承では、1400年といわれ、樹形は自然の姿で、また人が仕立てた盆栽のような、扇形の美しい姿
をしている松の銘木です。
案内板によると、享保17年の夏、干ばつで稲作が枯れ死寸前近くの、湿地を掘ったところ、地蔵菩薩が出土され、享保
2年8月に大マツの近くに堂を建てて、お祭りをしたといわれています。
現在、多くの松の銘木が、松枯れ病の被害でなくなっています。日本の風土にあう松の木、白砂青松などといわれ、これほど日本人に愛されてきた樹木です。
これだけの大きな樹形の松、樹冠を支える幹は、どっしりと
逞しい幹をしています。
樹高 20メートル 幹周り 6,7メートル
推定樹齢 1400年
指定 県指定
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