西御門の大イチョウがある場所は、若草鉄道(隼駅)から北に1,2㎞徒歩20分。国道29号線に広がる西御門集落の

後方の中腹に仁王堂があり、参道の石段を登った右側に美しい姿で悠然と聳えています。

 

 

 

 

 

 

幹周りが約8メートルあり、主幹は真っ直ぐに育ち、イチョウの木らしく、端正な樹形をしている。地上から5メートル

あたりから、気根が垂れ下がっている。

この木は雌木で、毎年秋には大量のギンナンをつける。

 

 

 

西御門集会場

 

 

 

 

仁王堂縁起によると、18世紀はじめ、この木に疱瘡の神が宿ったといわれている。そのため昭和初期までは、疱瘡が流行ると各地から多くの人々が訪れて、根元にある「ほうそう神祠」お参りし、イチョウの葉を疱瘡除けのお守りとして、大切に持ち帰ったという。

 

 

 

樹高 32メートル  幹周り 8メートル

推定樹齢 600年

指定   県指定

 

 

 

 

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