アコウの巨樹がある場所は、名護市の西、本部半島に向かう屋我地島にあります。私も好きな島で、美しい景観の島です。
アコウは済井出公民館の前庭に、どっしりとコバン型の姿で立っていました。このアコウの木は、済井出村の完成を祝って植樹された記念樹と云われています。
似たような樹木で、沖縄でよく見かけるガジュマルがありますが、アコウも蔓状の気根で、大きくなります。
夏の暑い日は、大きく広げた枝葉の下に、木陰をつくり、強い日差しの沖縄で子供たちの遊び場になっている。
アコウの木は、クワ科イチジク属の樹木で、4月から5月にかけて、イチジク状の小さな実がつき、熟すと野鳥のメジロ、アカハラ、ヒヨドリなどが実を目当てに、やってきます。島の初夏の訪れを知るそうで
ある。
樹高 9,5メートル 幹周り 4,5メートル
推定樹齢 100年~200年
アクセツ 沖縄自動車道許田インターから車で40分
済井出公民館隣接の保育園
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