ああ、今日はだめでした。

五句中、先生にとっていただいたのはたったの一句…

やっぱり俳句は私には難しすぎるのかな…
と肩を落として帰ってきました。

他の方のすばらしい句を紹介しますね。



課題は初湯と雑煮でした。


ふる里の青菜著きや雑煮椀

輪の中に先祖も揃い雑煮椀

杜抜けて真向ふ富士の淑気かな

二日の海より立ちぬ鳥白し

休園の遊具に日差し寒雀

並び立ち夫が餅焼く雑煮かな

初電話もうすぐ着くと弾む声

傷跡の沁みる初湯に長湯せり

短日の駅にまた会う童女かな

積み木一つ忘れ置かれし三日の夜

朝ぼらけ万両の実を灯しゆく

紺青の流れ一条雪の原

初春の母の声聞く電話かな

石舞台古墳より飛ぶ夢はじめ

薄雲に透ける日蝕寒鴉

受験子や何かと居間の気になりて

手のひらに溜めて光って初湯かな

寒林に山鳩の鳴く日和かな

馴染みきし婚家の雑煮三年目

だんまりの夫婦喧嘩や雑煮椀

程々に過ごして喜寿の初湯かな

歌留多とる恋の予感を弾くごと

7度の干支の巡りや雑煮餅

あるがまま生きて暮らして年歩む



次の課題は

寒波 と 焼鳥

です。

力を落とさず頑張ります。