お父さんの愛シリーズ 〜見守る愛〜
私は仕事で、上司はほぼ男性でした。
そして不思議と、いつも男性上司には比較的可愛がられ、任されてきました。
でも――
生意気で女王様思考の私は、本当に失礼だったと思います。
「手伝ってよ!」
「なんで口出さないの?」
「なんで守ってくれないの?」
「なんで助けてくれないわけ?」
なんでなんでなんでーーー!!!!
…不平不満、愚痴ばかりでした。
気づいたこと
思考を学んで、やっとわかったことがあります。
「信用してない人に、任せる?」
結局は、信じてもらっていたんです。
大きな愛で「見守る」ことをしてくれていたのに、私はその器の大きさに甘えて文句ばかり。
辞めてから気づきました。
本当に上司の器は大きかった。
最初から見守って、任せてくれていた。
助けてもらえない時にムカついていたけど、それは私の大脳辺縁系、潜在意識の中の勘違いでした。
涙が出ました。
そしてまた思いました。
お父さんごめんなさい。
上司ごめんなさい。
ありがとうございます。
大好きです。
お礼の電話
思いが溢れて、ある時勇気を出して電話しました。
「あの時、ちゃんとお礼を言えなくてごめんなさい。
本当にありがとうございました😭」
上司はいつもと変わらず、
「元気でやってるんだろ?」
ただそれだけのやり取り。
本当に緊張しました。
嫌われてるだろうし、失礼なことしかしてこなかったから。
でも今は感謝しかありません。
信じてもらえたありがたさ。
「大好き」という言葉にできなかった気持ちは、
「ありがとうございました」に変わっていました。