親のせいにしてきた私



「浮気して出てった父親の娘は、浮気をするでしょ?」

これは父親のせい。


「母親は男に捨てられるから、私も捨てられた」

これは母親のせい。


…数えきれないほど、私は自分の罪を全部「親のせい」にしてきました。





本当は?



お父さんが他の家庭に取られた。

ずっとそう思ってきました。


でも、本当は違ったのかもしれません。


私がお母さんを独り占めしたくて、

「お父さんなんてあっちいけ!」

認めてよ 愛してよ ずっとこっち見ててよ

ずっと構ってくれないなら

いらない!!!!





傲慢ベイビーだった私



お父さんとお母さんは夫婦なのに、

ボスベイビー級の傲慢ベイビーの私は

お父さんをずっと見下していました。


「おい、ミルクよこせ!」

「帰ってきたら遊べ!」

「こっち見ろ!」

「一瞬も目を離すな!」

「察しろ!」

「臭い!」

「私を楽しませろ!」🫣


赤ちゃんの頃から激しかった私。

大脳辺縁系の感情優位で、思い通りにならないと泣き叫んでいました。





感情は覚えている



前頭葉はすっかり忘れても、感情は忘れない。


「なんで見てくれないの?」

「なんで褒めてくれないの?」

「なんで認めてくれないの?」


…だから私は、結婚で“認められた瞬間”を得たときも、

「認められる」という感覚を知らなかったから、居心地が悪くて。


壊す行動をとってしまいました。

安心できなかったのです。





謝りたい



本当に。


お父さん、ごめんなさい。

元旦那さん、ごめんなさい。

付き合ってきた彼氏さんたち、本当にごめんなさい。


47にして、やっとここまで気づいた自分が情けなくもあるけれど…





ここから



思考の学校で学んだことを、ここから生かしていきたい。

変わりたい。


私は本気で、幸せに自分をすると決意しています。