九州の炭田と軍艦島 | 余生のお遊び

余生のお遊び

ブログの説明を入力します。

最近,軍艦島が世界遺産の一部として登録されて,

軍艦島が観光地として大変注目されている.

軍艦島では,廃墟の美しさが堪能できる.

次のサイトでも美しい写真が多数紹介されている.

https://tripeditor.com/335409/2

軍艦島の正式名称は端島であり,

良質の石炭を産出した炭鉱の島である.

軍艦島は長崎半島の先の方に位置している島である.

 

次の図は日本の炭田の分布図であるが,

炭田は九州と北海道に集中している.

九州や常磐地方の炭田は古第三紀(約6550万年前=65.5Maから23Maまで)に形成されたものである.

 

古第三紀の海成堆積物(古第三系)は,西南日本では,
九州地方北部を中心とした炭田地帯と太平洋に面した南九州から紀伊半島南部や房総半島南部に限定的に分布している.
 

太平洋に面した地帯の堆積物は

おもに海溝近傍に堆積したものである.

中国,近畿,中部地方,足尾山地など西南日本の大部分では

海成の古第三系は認められていない.

 

例外として,茨城県の大洗層,関東山地の寄居層,

四国のひわだ峠層が古第三系として知られているだけである.

 
例外を除いた西南日本の大部分では,
白亜紀末期から古第三紀初期にかけての花崗岩類や火山岩類がおもに分布していて,海で堆積した堆積物は認められていない.

 

九州北部を中心とした炭田地帯では,

上記の陸域の一部が構造作用を受けて部分的に陥没し,

そこに海が侵入してきた.

炭田地帯の大部分は陸地に近い浅海域であった.