第2032回 令和の名刀・名工展を見学する。【岡山県岡山市北区林原美術館】 | 模型公園のブログ

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第2032回 令和の名刀・名工展を見学する。三毛猫犬ラブラブ

 

 

             2022年10月21日金曜日の投稿です。 

 

 

 

 

 

 

 

三毛猫犬ルンルン

 

 今日のお話は岡山県岡山市北区の林原美術館で行われている

 

「令和の名刀・名工展。」を見学したお話しです。

 

 

 

 

犬?場所は、岡山城の北側の岡山市北区丸の内にあります。

 

 

 

 

  いつものことですが、「 模型公園です。」と言って、

 

受付を通って、林原美術館の中に素通りで入りました。

 

いつも無料で入館するので、僕はお客さんではありません。三毛猫アセアセ

 

 

 

 

三毛猫ハート内部の様子です。

 

ここで全部紹介したら、来場者が減るので、営業を兼ねた作品の紹介に

 

させていただきます。

 

御了承ください。

 

 

 

三毛猫ハート

 

 広島県庄原市の西城町の久保善博さんの作品です。

 

 久保さんは、鹿児島県の奄美大島の出身で、千葉商大卒、

 

 その後、東京都の吉原先生の弟さんに弟子入りし、活躍

 

 されています。

 

 初めてお会いしたのは、明珍さんが弟子入りした当時で

 

 当時、炭切りの練習をしていた当時でした。

 

 あれから月日が経ちました。

 

 鎌倉時代の後期の備前長船長光を手本とした作品です。

 

 見事な出来で、刃中の動き、地鉄の模様、うつりの再現

 

 など見ていて吸い込まれそうです。

 

 みなさんも 後学の為に来館してご覧いただけたらと

 

 言う事で、詳細な写真は控えます。

 

 

 

 

 

 滋賀県の北川さんの作品です。

 

 

 

 

 鎌倉時代の備前福岡一文字の蛙子丁字の再現をした作品です。

 

上手に焼き入れが行われています。

 

気持ち、切っ先を小切先にして、重ねを薄く、

 

 

 

物打ち付近の刃を低く焼いて、腰反りをつけて、刀身の重心を

 

手元において、ピーンとした姿の作品にすると、本歌と見分けが

 

つかない程度の作品になりそうです。

 

欲を言うときりがないのですが、徳川美術館の津田遠江長光を

 

参考に、刃紋の焼刃土置きの作業で、刃紋の高低と強弱をつけると、

 

さらによくなると感じました。三毛猫ハート

 

 

    

     銘も、本歌のその時代の作品のように、太い鏨で、目釘穴

 

  の上の位置に切ると、鎌倉時代の雰囲気が出そうです。

 

  出品の作品では、きらりと光るよい出来の作品でした。三毛猫犬ルンルン

 

 

 

 

全部、講評の文章をつけて紹介したいのですが、来館者が

 

減ったらいけないので、この程度にさせていただきます。

 

 

 

 

他にも、平安時代の太刀や、江戸時代の名刀も展示してあります。

 

中でも珍しい作品があって、人間国宝の隅谷正峰先生の

 

立命館在学中の初めて造ったという、銘の入った、隅谷与一郎

 

時代の直刃の作品もありました。

 

 

 

【 人間国宝 故 隅谷 正峰 先生の尾道時代の写真 】

 

 

戦時中の作品で、尾道市の備後興国鍛錬所時代の作品を見た事が

 

ありますが、立命館在学中の作品は大阪でにせ物を見たことは

 

ありましたが、本歌の作品は初めて見ました。三毛猫アセアセ

 

 

三毛猫犬ラブラブ

 

日本刀の手で持つ部分を柄【つか】と呼びます。

 

柄に糸を巻くことを、柄巻【つかまき】と呼びます。

 

 上の写真は、つまみ巻と呼ばれる巻き方です。

 

いろんな巻き方があるのですが、僕は自分で巻くので

 

他人に外注することはないのですが、上手に作業して

 

あり、金具も、江戸時代の町彫りのよい金具がついて

 

見て楽しめる作品です。

 

 

 

 

みなさんも、お近くを通られたら、立ち寄って見ていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

駐車場は、ここの長屋門の左手に4台程度、無料駐車場が

 

用意してあります。

 

よかったら、御利用ください。

 

 

     

 

 

      三毛猫 じゃあ みんな また 明日ね。ハートラブラブ

 

 

【次回に続く。】【転載コピー自由です。】