何年か前、暮れに同僚と伊勢神宮へ行った。
一生に一度はお参りしたい言われる伊勢神宮。
一礼して鳥居をくぐる。混んでいるものと思っていたが、意外に空いていてびっくり。そう言えば今日はXmas。さすがに若者はデートしたり、家族でケーキを食べているらしく、お伊勢参りする人は少数派のようだ。
手水舍で身を清め、外宮から内宮へお参りして行く。
途中、同僚が
「長いことなにを祈っているの?」
「まずは健康、孫の合格、息子家族の安寧かな」
「あら、ここはお礼参りといって、これまで幸せに暮らせたことへのお礼をするのよ」
「えーっ、知らなかったわ。早く言ってよ。願い事ばかりしてしまったわ、どうしよう」
と、反省しつつ大笑い。
伊勢神宮はじめ全国の神社は、ニ拝ニ拍手一拝と決められている。出雲大社だけは、八百万の神々がいるとされ、特別にニ拝四拍手一拝となったという。
拝とは深いお辞儀のこと、二拝ニ拍手一拝と手水舎での美しい所作は、作法教室で教えている。
初詣も同じ所作である。
