もうおそらく1年以上前からだと思うけど、母は本当に言葉が出てこなくなってしまった。


もともとお喋りが大好きな母。

最初の頃はおばあちゃん「本当に言葉が出てこなくなっちゃって悲しいの。」と本人も辛そうだった笑い泣き

最近はその場では少し苛立ちはあるようだけど、その状態を受け入れたからか慣れたからか、はたまた忘れてしまうからかニヤニヤそこまで悩んでいる様子はない。


ただ、母と話す時はかなり頭を使わねばならないので実は私も疲労感が凄い。


母がおばあちゃん「あのー、ほら〇〇さんじゃなくて、今言ってた、あのー。」と言い出せばお母さん「〇〇さん?」おばあちゃん「違う!」お母さん「〇〇さん?それとも〇〇さん?」などど推測しながら会話をしなければならない。


しかもとんでもない間違いをしたりするので、推測するにもかなりの柔軟性が必要。


例えばおばあちゃん「台所じゃなくて、えーと、えーと、ジャケットの〜」など、話の展開が明後日の方向だったりする場合は、そりゃ推測するのは無理だよ〜滝汗と思える時もある。


そんな感じなので、15分しかない面会ではほとんど話が進まない真顔



先日隣の部屋に新しく人が入ったのか、その際に母からガラの悪い変な人が来て怖かったというような電話があった。

母の話だけでは状況がよくわからないのだけど、そういう怖い思いをしているときに側にいてあげられないことをやっぱり申し訳ないと感じたりするんだよね。


でも昨年母と一緒に過ごしていた時の事を思い返し、仕事を手放さずに母の事務的、身体的、そして精神的な介護を1人で背負って暮らし続けるのは無理だったんだもんな、と自分で自分を納得させている。


あの時の混乱と疲労度からすれば、推測しながらの会話くらい何てことない事!おいで



これからもとんでもない面白い?間違いに度肝を抜かれがら推測力を試され、会話をしていく事でしょうニヤニヤ