泣くに決まっているのに映画「ファーザー」を観た。
今年の第93回アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞を獲った映画です。
結構私の境遇と共通点があり、思った通り号泣しながらの鑑賞でしたが笑い泣き今までの認知症の物語とは視点が異なっていたところが良かった。


これは映画で、しかもたかが2時間にきれいにまとめられているお話。
確かに実際の介護はもっと壮絶で残酷だけど、介護される側の気持ちを少し覗けたような気がしました。
そりゃ当の本人はとても恐怖を感じているはずだよね。

 

母の様子がおかしいことに気づいてから本を読んだり、医師に質問をしたり、それこそ介護されている方のブログを読んだりしていたけれど、映像で観るともっとわかりやすく彼女の恐怖を体験できた気がします。

 

この作品を作った監督のことが知りたくてインタビューも探してみた。
既にフランスで戯曲として発表されていたものをイギリス人俳優で映画にしたとのこと。私はイギリスにも縁があるので、その部分でも観やすかったのかもしれません。
ネタバレがあるので、これから映画を観ようと思っている方はお気を付けください注意

 

監督のインタビュー