電話しようと思っていた矢先、母の方から電話がかかってきた。

 

母から電話をかけてきたのにお母さん「もしもし?」と私が出たら、不思議そうにおばあちゃん「はい?」と答えてたニヤニヤ
お母さん「もちこだけど。」というとおばあちゃん「あら、もちこちゃんね。」と滝汗

 

私から日曜日に持参し冷蔵庫に入れた巨峰を食べたか質問したら美味しかったというので、自分で洗って食べたのか確認するとどなたか施設の方に洗ってもらったようだった。

お母さん「居室担当の○○さん?」
おばあちゃん「あの人は辞めたのよ。」
お母さん「え?そうなの?」
おばあちゃん「ほら、あの人よ、あのおじいさん。私と仲のいい。」
お母さん「母彼さん?そんなわけないと思うけど。」
おばあちゃん「そう!母彼さん。あら?違うわ。女の人よ。」

結局誰が洗ってくれたのかはわからなかった。


この会話を繰り広げたことにより母の頭の中が巨峰を洗うことだけになってしまったようで、その後の会話↓
おばあちゃん「今日はどうしてたの?」
お母さん「今日は仕事から早く帰れたからちょうど電話しようと思ってたんだよ。ママは?」
おばあちゃん「巨峰洗ったりして楽しく過ごしてるわよ。」
ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 

そしてほんの数分しか話していないのに母は「じゃあ、もういいかしら?」と切りたがった。母から何か話したいことがあったようなんだけれど、忘れてしまったそう。

 

母から電話がある際は比較的悲しいモードの時が多いのでこちらは覚悟して努めて明るく話したのだけれど、とりあえず母は元気そうだったしおばあちゃん「あなたから頂いたものは美味しくてすぐ食べちゃうの。」「もちこちゃんはずっと元気でいてね。」などと私に対する彼女なりの愛情表現を受けられたし、お互い悲しくなることもなく電話を切った。

 

日曜日の面会時よりしっかりしていた発言はおばあちゃん「はやくあれしたらだめ、これしたらだめ、と言われないようになりたいわ。」とコロナの制限にたいして愚痴っていたことニヤニヤ
そうだよねえ、外出したりしたいよね。

 

以前より確実に会話が成り立たない時間が増えてきたけど、とりあえず本人が幸せな気分なのが1番だなと思う。
とは言いつつも、外出が許可されたら一度MRIを撮ったりしたいけれど、去年MRI怖がって撮影できなかったからどうかなタラー

 

緊急事態宣言が解除されたのでそろそろ外出許可して欲しいな~。