出石神社は、新羅の国の王子、天日槍命(あめのひぼこのみこと)と、命が新羅の国から持参した8種の神宝を祭神として祀る但馬国一宮です。創立年代は不明ですが、およそ1300年くらい前と言われ、それを証明するかのような大きな樹々に囲まれた、「古事記」や「日本書紀」にも登場する古社です。

↓神社全景。たくさんの高い樹々と、やや色がくすんだ朱色の囲いが特徴的です。


 

↓参道を進んで行きます。


 

↓「一宮」の掲額と、鳥居の上の屋根が珍しいです。


↓手水舎。近づくと竜の口から水が自然に出てきます。どこかにセンサーがあるのかな?


↓近年塗りなおされて朱色の美しい神門(中門)です。


↓鳥居の遺物。地中から掘り出された、約1000年前の二の鳥居の遺物です。


↓拝殿。


↓ご本殿。社殿は大正3年(1914年)に再建されたもので、豊岡市指定文化財に指定されています。


↓現在の上皇ご夫妻行幸啓の際幣饌料を下賜されたことからも神社の格が高いことがうかがえます。


↓おみくじの奉納所。整然としていて神官の几帳面さがうかがえます。


↓絵馬堂。お休みどころにもなっています。


↓末社の夢見稲荷社。名前が素敵です。


↓末社の比賣社。


↓神社裏では、しめ縄奉納田で出石神社のしめ縄に使う藁にする稲を育てています。