当山は、天平年間(729年頃)開創の古刹ですが、相互不動産(株)多田清翁の発願で平成6年(1994年)に但馬大仏造営工事が完成しました。ご本尊の世界最大の木像大仏三体(釈迦・阿弥陀・薬師各如来)が燦然と輝く大仏殿を始め巨大な五重塔、大門を備えた理想郷を現わしました。なかなか行きにくい場所にありますが、頑張ってお参りしてきました。

↓まずは大門です。檜造りに屋根は銅瓦です。左右に立つ仁王さまが印象的です。


↓仁王様の身の丈は8.2~8.4m、重量は9.5~10トンもあります。彩色が美しく、迫力十分です。


↓境内一望。正面に本堂、左に五重塔、右側には回廊が見えます。


↓五重塔の高さは70mで、日本の五重塔では2番目の高さだそうです。


↓五重塔一層目に安置されている仏さま。中央の仏さまは金色に輝いています。


↓大仏殿。間口55m、高さ40m。東大寺の大仏殿(高さ47m)に迫る高さです。


↓正面入り口から中の薬師如来さまを見たところです。人物と比較して大きさが分かるでしょう。15.2mあります。


↓大仏殿の中には右から薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来の三体の大仏さま。木像坐像としては床面から光背最上部まで約25mと、世界一の大きさです。中央の釈迦如来さまの左膝の下の男性と高さを比べてみてください。


↓壁面には大理石造りの千体仏がびっしりと彫刻されています。


 

↑千体仏は、近くで見るとこのようなお姿で、もちろん一体一体違う仏さまです。↓


↓但馬大仏造営工事を提唱し始めた相互グループの多田清翁の銅像が伽藍を見上げています。


↓長楽寺の本堂はこちらの薬師堂です。ご本尊は薬師瑠璃光如来さまで、7年ごとに開帳される秘仏です。


↑屋外の空海上人像と薬師観音さまのそれぞれ石像です。

↓弁天堂。当寺は但馬弁財天霊場の札所で、七美弁財天さまがお祀りされています。

↓薬師如来さま2体に守られた建物は何でしょうか?


↓鐘楼は、見たところ新しい伽藍よりは古くからあるもののようです。


↓この静かな建物は庫裏のようです。


↓最後に、外から振り返ってみた伽藍全体です。なかなか雄大な眺めです。