前回は、長岳寺の大門から本堂までを紹介しましたが、他にも見どころがあったので今日はその部分を紹介します。私のブログは、一つのテーマを複数回にわたって紹介することがありますが、これは一度に紹介すると写真が多すぎて見ていただく方がザーッと見て、説明文も見ていただけないことを恐れてのことです。ご理解ください。
↓冒頭から突然ですが、本堂前縁側の天井の写真中央やや上方に見えるのは「血の足跡」です。戦国時代、境内でも戦乱があって、切られた十市方の武将が血まみれになって縁側からここ本堂へ逃げ込み息が絶えました。その武将の血の足跡が付いた縁側の板を天井に張り替えたものだそうです。
↓本堂の前に立つ「練塔」という鎌倉時代後期の八層塔です。
↓覆いが付いたお不動さまの石像です。お不動さまと云えば厳めしい印象がありますが、このお不動さまは何だか微笑ましいです。
↓地蔵石仏。角柱の上半分にお地蔵さまが浮き彫りになっています。
↓弘法大師拝堂です。裏(奥)に大師堂があります。
↓大師堂。正保2年(1645年)に建立され、空海(弘法大師)像が安置されています。
↓大石棺佛。古墳の石材を利用して鎌倉時代に石棺に彫られた弥勒菩薩さまです。高さ2mの大きな仏さまです。
↓十三重塔。鎌倉時代のものです。一番上の十三重目が欠けて現在は十二層しかありません。
↓鐘堂。境内の小高い場所にあります。
↓大きな弘法大師像。開祖の弘法大師の大きな石像です。前のご婦人と比べて大きさをご推察ください。
↓おまけ画像:境内のぼけよけ地蔵さま。この年になると思わず熱心に拝みたくなります。