京都洛北大原は三千院で有名ですが、三千院のさらに奥には勝林院、宝泉院、実光院など高名ではありませんが歴史上有名な寺院があります。ここ勝林院は浄土宗開祖法然が文治2年(1186年)に天台宗の顕真の招請によって勝林院で浄土宗義について明遍、証真、貞慶、智海、重源らと問答を行なった、世にいう大原問答の場として有名です。

↑勝林院本堂です。↓

 


↑ご本尊の阿弥陀如来さま。下の写真に見るようになかなか大きな仏像でです。お顔が中井貴一に似てると女性の間で言われているそうです。この写真は阿弥陀さまの大きさを知ってもらう目的で勝林院のホームページからお借りしました。↓

 


↑「大原問答絵抄」に記された大原問答の様子です。藤沢書店のホームページからお借りしました。↓

 

↓熊谷直実鉈捨藪跡。大原問答のおり、熊谷直実は市の法然上人が論議に敗れたら法敵を討つ鉈を持っていましたが、上人に諭されてその鉈をこの藪に投げ捨てたといわれる場所です。


↓鐘楼。京都市指定有形文化財です。

 

↓境内に祀られた山王社(左)と弁天社(右)。


↓入口近くにある法然上人腰掛石です。