護国寺は、京都の石清水八幡宮を開いた行教により開創されました。明治の神仏分離以前は隣接する賀集八幡宮の神宮寺でした。本尊の胎蔵大日如来は、平安時代後期の作とされ、国の重要文化財に指定されています。また近世においては、阿波蜂須賀家の菩提寺でした。本尊のほかに、布袋尊を安置し「布袋さんの寺」として人気があります。

↓朱色が美しい山門(仁王門)です。

 


↑仁王門の仁王さま。上が阿形、下が吽形です。↓

 


↑ご本堂で、ご本尊は木造大日如来坐像です(重要文化財)。↓

 


↑護国寺は、淡路の七福神霊場の一つで布袋さまをお祀りし、金運のご利益で親しまれています。上は本堂前の「瓦の布袋尊像」、下は「にこにこのほていさん」像です。↓

 

↓山門の隣に建つ本地堂で、平成8年に再建され阿弥陀如来坐像、毘沙門天像、不動明王像が祀られています。


↓本堂横手の石庭です。


↓上の石庭に建つ現代的な石像で、おそらく観音さまと思います。


↓本堂裏手の池泉回遊式の庭園です。