九華公園とは、桑名城の本丸跡と二の丸跡に造られた公園で、城跡の面影のほか、園内には松平定綱(鎮国公)と松平定信(楽翁公・守国公)公を祀る鎮国守国神社、ほかいくつかの摂社があります。

↓伊勢国桑名城の天守台。ここに天守閣がありましたが元禄14年(1701年)、城下より発した猛火で城とともに天守も焼失しました。


↓桑名城お堀にかかる朱色が美しい橋です。


↓鎮国守国神社鳥居。


↓鎮国守国神社。桑名城内に松平定綱(鎮国公)を祀ったのが始まりで、のち松平定信(守国公=楽翁)をも祀り現在に続いています。

 


↑鎮国稲荷神社。藩祖松平定綱公が桑名城鎮護のため稲荷大明神を勧請されたものです。↓


↓九華招魂社。明治戊辰戦争から大東亜戦争までの戦没した桑名出身戦没者を祀っています。

 


↑高龗(たかおかみ)神社。藩祖松平定綱公が桑名城鎮護・長寿・子授け・子育てを願って高龗(龍神・水神)を祀った社です。↓


↓楽翁歌碑。江戸時代、老中も務めた松平定信公(楽翁)の歌碑。「朝附日 さすもしずけき梢より のどけさそえて ちるさくらかな」。