2年前に日本に来た

ベトナム人の5年生

F♂




うちの生徒T君の紹介で

塾の体験にやってきてくれた



先生、僕の友達が

体験に来たいやって



ありがとう、紹介‼️

君が賢いから

どこの塾に行ってんの?

って聞かれてんやなニヤリ




イヤミ⁉️てへぺろ




なんて、楽しい会話をしながら、

体験の子の話になると

その子は、

ベトナムの子だという



先生、英語も下手くそやけど

ベトナム語は

シンチャオ!

ぐらいしかわからんもやもや




大丈夫!

F君 

日本語学校を卒業して

僕と同じクラスやから

先生の日本語は、わかるよ





よかった

だったら、ぜひ一緒に来て






…と、体験授業の日がやってきた



こんにちは



こんにちは

お名前は何と言いますか?




Fです





では、

F君って呼んでいい?




はい!




と、体験授業スタート鉛筆

わからない、わからないと

言いながらも

わからないは、口癖で

なかなか頑張って授業に

ついてきてくれる本




Fちゃん、すごいね指差し




…と、言葉をかけると なんだか

ちょっとしかめっ面をして




Fちゃん、

やめてくださいプンプン





えっ、何が!?




Fちゃんて、呼ばれるの

嫌です、ダメアセアセ




先生、ちゃん付け

やめたって

それ、学校でも

トラブルになって…



↑と、紹介者のTが言う





なんで⁉️

ちゃんって、ベトナム語で

恥ずかしい言葉とか?!?




呆れた顔して

F君は、私を軽く横目で見る





嫌は嫌ですえー





ごめん、嫌な気に

させたらごめんねショボーン

でも、わからない事って

あるから なぜちゃん

嫌か、教えてほしい




と、私が聞くと





時間をかけ

たどたどしい単語を組み合わせて

ゆっくりと教えてくれた





要は、日本語学校で敬称について習った時

【敬称:名前の後につける

 さんや君やちゃんや様の事など】

ちゃんは、女の子につけなさいと…



僕は女の子じゃないと





ある意味 そうだけど、

意味の深さ、広さも今後

知る必要があるし、

きっと また ぶつかるであろう

言葉の壁について

私は、伝えたくなったキョロキョロ




日本語学校の先生が

間違っているわけでは無いよ

呼び方には、

いろいろあって、

ちゃんについて

おしえる最初は、

女の子につけるものと

教える方がわかりやすい

からそう言ってくれたけど

男の子でちゃんを

つけてよばれる子も

たくさんいるよ




山本くんは、山ちゃんって

言われてるし、

まなと君はまーちゃん





ちゃんは、男の子は、

ダメではないよ照れ

こんなふうにどんどん

深くなるからいっぱい喋ろう

そして、わからなければ

聞けばいいよ

今までのダメが変わってくるよ

と言った





以前はうまく説明できなくて、

どうしてちゃんがイヤかを

伝えられないF君だったが、

今回は私に頑張って教えてくれた


その姿に、私の方が大切なことを

教わった気がするニコニコ





子供たちの嫌だとか、

どうして?と思う気持ちには

彼らなりの言い分があると思う




それに対して、様々な角度で

関わり合えば、

きっと新しい扉は開くはず




いろいろな子供たちの様子を逃さず

これからもちゃんと向き合っていける

先生でありたいと改めて思わせてくれる

1日でした



そして また別日

違う教科の体験に来てくれたFに



今日はFのこと

なんて呼ぼうかな?



と言うと



何でもいいわ

早く授業したら照れ




なんて、言葉の上だけではない

必要なあいまいさを

理解できたことは



グッと心が近くなれた

気がしました照れ



勉強だけじゃなく

もっともっと

たくさんの事を

伝えてあげたいなぁと

思いました看板持ち