昭和初期の横綱・玉錦が隆盛に導いた二所ノ関部屋は、玉ノ海によって継承された後、瞬く間に一門としての陣容を固めていった。
玉ノ海の二所ノ関が積極的に弟子の独立を認めたからだ。これにより本家二所ノ関部屋(佐賀ノ花が継承)のほかに大ノ海が花籠部屋、琴錦が佐渡ケ嶽部屋、玉乃海が片男波部屋をそれぞれ創設、一門の裾野は一気に広がった。
やがて昭和30年代から40年代にかけこれらの部屋から初代若乃花、琴ケ濱、大鵬、琴櫻、玉の海、大麒麟などの横綱、大関陣が続々と誕生。
二所ノ関一門は第一期黄金時代を迎える。 二所ノ関一門の親方たちは現役時代から弟子の育成をはじめていたため、部屋創設時にはすでに関取を抱える部屋ともなっていた。
わずかの期間でこれだけの隆盛を築けたのもこうした理由によるものだった。
さらに、かつて兄弟弟子だった各部屋の師匠が競って力士育成に心血を注いだことも大きかったようだ。
こうしてみると二所ノ関一門の繁栄は激しいライバル意識の末にもたらされたものだったともいえそうだ。
<goo大相撲 大相撲情報局より>
二所ノ関一門の系譜②
http://ameblo.jp/1940021/entry-10664489511.html
出羽海一門の系譜
http://ameblo.jp/1940021/entry-10664413158.html
時津風一門の系譜
http://ameblo.jp/1940021/entry-10664436871.html
高砂一門の系譜
http://ameblo.jp/1940021/entry-10664496848.html
立浪一門の系譜
http://ameblo.jp/1940021/entry-10664509156.html