6月15日、西日本新聞社の定例会が福岡市内であり小島顧問が「自損型輸入のリスク」についてい草の衰退を題材にお話されました。


日本の全ての産業で中国など外国に日本のノウハウごと生産拠点を移し、安価に再輸入すると、一見消費者には安く商品が提供され多大なメリットがあるかのような「錯覚」を起こしてしまいます。


しかし、安価な国産模造品の輸入は国内産業を衰退、崩壊させる元凶だったのです。

なぜなら、品質や商品価値で国産と勝負しているのではなく、「価格」で勝負し、「価格」で国産の生産者を苦しめ潰していきます。


その結果、日本国内の産業は空洞化してしまい、本来日本人が消費すれば日本国内へお金が循環し、再び「給料」や「所得」という形で帰ってきます。


しかし、自損型輸入では輸入を手がける一部の商社と中国などの生産国のみが潤い、日本国内に経済循環が全く生まれないという、まさに負の連鎖になっています。


旦那さんの給料を上げたい、もっと豊かな生活をしたい。

これは人間なら誰しも思うことです。

消費者が「賢く」お買い物をするというのは、支払う金額を抑えることだけに注視するのではなく、そのお金がどこに流れているのか?に注視する必要がありますね😃


日本の賢い消費者が気づいていけば、まだまだ国産産業は復活し、日本の景気も昭和の終わり頃のように活気のある景気に戻していくことができるでしょう😃



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