プラモ製作  ハセガワ たまごひこーき F14トムキャット その21 | プラモデル製作記録

プラモデル製作記録

チマチマとマイペースに作っていく過程を、記録していくだけのブログになります。

…ああ、上手になりたい。

完成です。





お手製のセンサー、機関砲、フェニックスミサイルもよく頑張りました。

パイロットちゃんも乗せて正解でした。「複座なのに、パイロットが1人だけだよwww。本物は……」などと言う人は消えてしまえばいいです。


F14の特徴である可変翼も改造。
展開状態。

収納状態。


「たまごひこーき F14トムキャット」を作っての総括です。

以前作ったF15の時にも言ったかもしれませんが、素組みの満足度という点ではやはり難があると思います。
その点の評価は重複すると思いますので割愛しますが、要は「そんな難があっても楽しいキット」なのです。

それを証拠に積みプラの中にはたまごひこーきが溢れかえってます。




このキットの大きな改造ポイントは「可変翼」「パイロット」「フェニックスミサイル」の3点。

「可変翼」
今回のF14は言わずもがなの可変翼機です。たまごひこーきもこの部分は可動できるようになってました。
しかし仮組みして動かしてみると、これがなんとも雑。主翼と機体が干渉するので折りたたみの動きが小さい、そもそも可変翼の軸がズレてるので主翼が傾いている……。
「主翼、たためますよ~」ぐらいではもったいない……。


……で、これまでのブログのような過程で改造に至り、上記の画像くらいのたたみ方ができるようになりました。
もうちょっとたためるようにしても良かったかもしれませんね。



「パイロット」
前回作ったF15にはデフォルメされたパイロットが乗ってました。
今回のF14には乗ってません。そもそも居ません。これはこのキットを開封して、設計図を眺めた時に最初に気になった部分です。
デフォルメされているので、パイロットを二人乗せるような余裕がないのは分かります。でも寂しいんですね……。なんだか「可愛さが欠ける」ような気がしてしまって……。
複座だから小さなパイロットを二人乗せることも考えましたが、同じく複座型のF4ファントムを積みプラの山から引っ張り出して観察してみると……「パイロット、乗ってる!」

何かを割り切ったのか、デフォルメパイロット一人乗りになってました。実はファントムにも難題となりそうな部分がありますが、それはまた製作を始めたときにでも書きます。

「割り切って一人」でも充分に見映えがいい。それが分かったのでさっそくパイロットの複製を開始。上記のようなパイロットになりました。



「フェニックスミサイル」
F14の特徴と言えば可変翼……ですが、もう一つの特徴が「フェニックスミサイル」だと思うのです。

これも入ってない……。なぜ?

これも作るしかないので2発自作りました。弾頭は1/72のフェニックスミサイルから、弾体と翼はプラパイプとプラ板で作成、推進器はガンプラなどに使えるバーニアノズルで代用。
思いのほかいい出来になったと思います。



上記以外の加工は機関砲とノーズ部分のセンサー、ノーズのなんだか分からない棒。

機関砲はもともと無かった穴を開け、実機では飛び出してないバルカンの銃身を飛び出させて存在感をアピールしてみました。

センサーと謎の棒は、パーツの紛失と破損が原因で加工せざるを得なくなった次第です。
センサー部分は元のモノよりスマートに、謎の棒は真鍮棒に生まれ変わり見た目としては元通りになりました。


今回も楽しく、苦労しながらも新しいことに挑戦できました。
丁寧に作る事にも意識を持っていけましたが、詰めは甘めですね……。課題はそのあたりです。

経験値ではパーツの複製の仕方、パテの使い方、合わせ目の消し方、マークソフターのコツを学べました。
ちょっとは良くなったと思います。


これにて「ハセガワ たまごひこーき F14トムキャット」完成です。

「台座は?」ですが、それはたまごひこーきをもっとたくさん作ってから考えてみたいと思います。





最後にF15と並べてみました。

並べて気付きましたが、F14の方が少しコンパクトな造りに感じます。

F14の全幅が約20m(主翼展開時)に対して、F15は約13m。
単純なスケールの話ではF14の方がかなり大きいわけです。
しかしたまごひこーきはノンスケール。トミカみたいにだいたいの大きさを合わせてるみたいですね。



次回の製作はまだ未定ですが、ガンプラか、戦車にするつもりです。



長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。