広汎性軽度発達障害


学校へ入る時に

この事は親や幼稚園からの申し送りはありました


どうしていいかわからない時は

周りの子を見て動くようにと本人には伝えてありました


周りの雑音が入りすぎると集中できないと言われたので

一番前の席にしてもらっていました


本人が困った時に

先生が気が付きやすい席です



軽度と言っても本人の生きづらさはあると思います



まず手先が不器用です


これは

協調性運動障害というものです


力の使い方が上手くできないので

ボール投げなど簡単なものも上手くできません


何かを見て

真似をする事が苦手です


自分の体の使い方が上手くできません


体育の授業は、とても辛かったと思います


当時の学校の先生に

こういう子供がいるという知識があったのかはわかりません



数字に強かったので

公文や塾に通わせました


何か一つでも自信があるものを見つけると良いと医師に言われていたので


本人は塾が好きでしたし

勉強も苦ではなかった様で

勉強のできる子でした


一つでもの目標は本人の努力もあり達成できて良かったと思います



目からの情報が強くて

言葉の情報は弱いと聞いていたので


勉強ができる=生活をするうえで困っていないわけではないと医師から言われました



昔から男の子の発達障害は女の子に比べて比率が高いです


何故なのか、私にはわかりませんが

療育センターでも兄弟全員発達障害という子供も居ました


大抵の父親は息子の障害というものを認めていませんでした


子供の発達障害が原因で離婚している人の多い事



私も元夫に

「お前は自分の子供を発達障害にしたいのか?」

「自分の子育ての失敗をそのせいにしたいんじゃないか?」

と言われました


妻の私が判断したのではなくて

診断をした結果なのにです



息子が赤ちゃんの頃

公園へ行くと初対面のママのお膝に乗ったり


病院の待合室で初対面の人の膝に乗ったりしていました


全く人見知りがなかったんです


他の子は、みんなママにべったりしている時期に


私は初めての子供でしたが

「あれ?どうしてみんなと違うの?」と違和感を感じました


後日その事を話すと

「それは人見知りがなかったのではなくて、人に関心がなかったんです」と言われました



とても笑顔の可愛い

女の子に間違えられた息子


息子を連れていると

「まあ、可愛い」とどこでも声を掛けられました


「ママの宝物だよ」と声をかけていました