おばちゃんの成人式の時には・・着物好きな母が・・奮発して作ってくれました・・・
長い長ーーい‥ローンでしたよ・・・・・
随分と‥無理したんだろうなああ・・
何せ・・父は早くに亡くなって・・・
少し光沢のある優しいクリーム色の地色に‥伝統的な優しい色の花々がいっぱいさーん・・
お三味線の舞台なんかでも着て・・人にも貸しましたわああ・・
母は‥嫌そうでしたけど・・・・・・ ごめん・・・
裏地はさすがに・・時が経ち・・薄茶色に・・・
しかし表地は・・昔の儘・・優しい光沢で・・豊かなものでした・・・
それを見て・・
次女が・・これを着てもいい‥なんて‥嬉しいことをいうものですから・・
思わず・・丸洗いに出しました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すると・・・
表地の光沢は・・すっかりとなくなり・・裏地の薄茶が・・
表地の・・優しいクリーム色を・・くすませて‥‥泣きそうになりましたわああ・・
いやああ・・おばちゃんの大失敗・・・教訓です・・
皆様は・・大切なものは・・丸洗いなさいませんよううう・・
裏地を外して‥新たにする方が・・
その風合いを損なわず・・ぜーーったいにいいですう・・
母の自慢の振袖は・・一瞬にして・・しょうもないものに・・・
本当に申し訳なかったですわあああ・・・・
貸すのもNGですねええ・・・
数日は風を通しておくものですけど・・借りた人は早く返したい・・
それに・・雨の時も・・ありますから・・
絹は‥汗でも‥雨でも・・すぐにシミに・・
親の苦労と思いが‥後になって・・ひしひしと・・
sorry・・・・・
いつか‥娘たちに・・1度・・着てほしい・・